2008年4月16日水曜日

第22回「全員でTEAM2008」3年高橋恵

こんばんわ、慶應義塾体育会女子ホッケー部のHPを見てくださっている方ありがとうございます。
来る4月20日は下田グラウンドにて世にもおもしろい法政戦が行われます。その試合を皮切りに私達の春のリーグ戦が開幕します。
4、2も0もしろいのが法政戦です。高橋恵です。

新歓パーティーの冒頭での我らが主将中尾みなみさんの素晴らしいプレゼンテーション能力に改めて魅せられて、3年主催のパーティーで負けちゃいけないとついつい必死に対抗させていただきました。
しかし、あれだけ何度も1年生に復唱させたからには面白い試合をするしかありません。
絶対に勝ちましょう!いや、勝ちます!!

さて、必死になった桜フェスタ、途中入部・・と、皆が書いてくれたので、散々悩んだ結果”ケガ”についてつたない文章ながらも思っていることを書かせていただきます。

私は高校2年で前十字靭帯を切り、バスケに明け暮れていた私は初めての挫折を味わいました。
「何で私なの?」

更に遡り私が中学1年の頃、TEAM2007の副将小幡桃子さんが引退時におっしゃった言葉
「ちょっとでも今日はイヤだなって思った日に怪我は待ってるから、絶対に気は抜いちゃいけない」

私の場合ケガをした日は絶好調の日で、ノリにのっていて多分プレーが軽々しくなってしまったのだと思います。しかし、嫌々どころか最高に楽しんでいたバスケの最中だったので
「何で?」

その思いしかなく、ただ神様を恨んで毎日泣くしかありませんでした。副将を務めていましたがチームの試合に興味がなくなったり、気合の見えない練習につい苛立ったり、最悪の精神状態で、最悪の副将でした。
冬に手術はしたものの医者に引退には絶対に間に合わないと言われリハビリを放棄しかけましたが、やはり引退試合に出たい。
ある日何かが変わりました。勝てば勝つだけ引退試合は遠のく、そして試合に出ようと考え方を変えました。それからはコーチのようにどんどん注意をして、積極的に勝利に貢献しようと動きました。そう思うといくらでもやることはありました。プレーしている本人より外で見ている方が気づくことはたくさんあります。選手の悪いクセに気づけます。選手のメンタル面のケアもできます。選手に自主練させるために私が自主練をして危機感を持たせることもできます。最も良いフォームを研究して、選手に教えることもできます。
もちろん自分が復帰する日を夢見て、イメトレ、自分にできる練習、リハビリは欠かしません。

怪我してるからってマイナスに考えてただ泣いて、何もしない時間は本当に無駄です。
今できること、自分にしかできないこと、怪我したから分かること・・・
その気になればやることはたくさんあるし、むしろリハビリとチームのために動くと時間は足りません
下を向いている間にどんどん時間は過ぎるし、前を向いていち早く進むしかないです。

スポーツに怪我はつきものです。練習を見学しているとつまらない、長い、と感じることもあるでしょう。しかし、今の自分にしかできないことを探して、1日何か1つでも習得して、チームに貢献してほしいと思います。

次は桃さんの言葉を同じ場所で聞いていたであろう、中1からもう9年もお世話になっている鹿村恵梨さん
に回したいと思います。長々と失礼しました。しかし、恵梨さんも長く熱い日記を書いてくれることを秘かに期待しています。


各個人が存在意義を感じて怪我人も生き生きとして全員が輝いているチーム!

全員が1日で少しでも何かチームの+になればチームは25もLevelUPする!

誰かがどうしても辛ければ誰かがその人のぶん+2になればいい!

全員でTEAM2008!

1 件のコメント:

U子 さんのコメント...

めぐさん!!
めぐさんはケガしてても、最後までプレーし続けてて本当に強い人だなって尊敬してます。
桜フェスタの忙しさやケガにも負けないパワフルさはほんと見習わなきゃとおもいました。

とりあえず42も0もしろい法政戦絶対勝ちましょう!